結果:関西選手権、予選落ち。マスターズ50優勝。
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えっと、、、
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関西選手権で予選落ちなど、全く想定していなかった結果である。
予備ピックアップ、40数名を20名に絞る審査で呼ばれた。ボーダーかい?そこで気持ちがキレてしまった。
そのような想定は全くしていなかったが、正しくは、だれかが低評価して比較したんだと思い直す必要があるところである。
しかし、会場入りしたときに配られたパンフレット見て、最初に見る項目で、今日はいばらの道だなと思ったことを思い出した。
立て直す気持ちにならなかったが、かと言って手を抜くつもりはなく、ポーズ自体はしっかりとったつもりである。
しかし予備ピックアップはなんとかクリアし、2次審査、20名から決勝12名の選考が始まる。
「この比較はボーダーの比較です」高らかに宣言する司会。
最初の比較から呼ばれる。それは仕方ないことである。
・・・3回ほど比較はあって審査終了。予備ピックで呼ばれ、ピックで呼ばれる選手が決勝に残れるわけがない。
完全に弛緩してしまった。立て直す気力もわかない。
しかし、マスターズ50歳もエントリーしている。立たなければならない。
「関西はそれ、マスターズは別。」と割り切れたら良いが、そんなことはできるほどの精神状態になれるだろうか。普通。
落胆はきっと審査員にも悪く伝わったのだろう。予選審査から開始した最初のファーストコールで真ん中に呼ばれなかった。
あああ、全然だめやんか・・・いやそりゃそうか?そう思っても仕方のない呼ばれ方である。
関西の成績をひっくり返すことはできないはずだから、自分より評価の高い選手より下、この場合真ん中の〇藤選手より低評価にしないといけないだろう。優勝は無理、2位くらいか。
そんなことを考えながら、ポーズを取っていた。すこしだけこうした方が良いかなと思う修正を加えながら・・・。
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マスターズ審査後に関西予選落ちを知る。
何しに来たんだか。だれが審査しているとか、関係ない。実績としてクラシック2位だったことなど「そんなの関係ねえ!」ということだな。
ここで、観戦に来られていた西さんから画像をいただきFBに投稿した。

この写真を信じるかぎり、コンディションは悪くない。クラシックと同じくらい?ということは自分的には問題なし?
その場合、相手関係で上回られたと思うのが普通である。そうなんだな、みんな私より仕上げて、かつ筋量があると。
そこから、決勝審査までの長い時間・・・ちなみに11時集合、決勝審査は18時くらいだっかた。
マスターズ50のフリーポーズ、あまり気が乗らないけども、なんとか底をついた気力を振り絞って1分間とってみた。
優勝できるとは全く思わずに・・・。
さらに1時間以上経過し、表彰式、いわゆるポーズダウン。
全くやる気なしに舞台にあがるので、先生からたしなめられる。「もっと気合入れて!」と、たしか。
でも優勝できないとセルフジャッジしているので、正直やる気は起きない。ポーズも適当。
でも、そうこうしている間になんとか2名に絞られて、自分がいる。あれ?センターだった〇藤さんは3位で呼ばれている。
優勝者をコールしますと司会が叫ぶ。
「優勝はエントリーナンバー62番(つまり私)」・・・あれ?優勝?なんで?
戸惑いで全く嬉しくない。一応優勝なので、入賞のみなさんと握手するという、学習した手続きは実行したのは進歩の証(笑)。
でもこれほどうれしくない、いや素直に喜べない表彰などそうはない。
それは、50歳の部に出場した選手達への冒涜だろうか。そうであれば申し訳ないと思う。
自分としては、クラシックからの状態を維持し、きたる日本クラス別に向けての準備の場としての位置づけだったこの大会。
日本クラス別に出る選手がオーバーオールとはいえ地方大会で予選落ちするとか、それも状態は悪くなかったうえでとか、著しく評価を下げてしまった。屈辱以外のなにものでもない。みっともないことこの上ない。
50の部では優勝したとはいえ、自分の評価を下げることになった大会だったとしか思うことができない。それが2019年の関西選手権である。
後はジャッジペーパーを見て、判断しようかな。(何を?)