2021年05月08日

コンテスト中止を聞いて思うこと

先日、大阪連盟主催のキングオブフィジーク(大阪オープン)ボディビル大会の中止が発表された。

5月30日開催の一か月を切った時点での中止に、参加予定者は茫然としていることだろう。

先に東京で行われた東京オープンが場所の移転があったとはいえ無事開催されたことを考えると、気持ちの整理がつかないとも思う。


コンテスト開催に際して、今まで(2019年まで)顧みられたこともなかった「疫学的安全性」を担保しないといけないという極めて高いハードルを課し、それをクリアできないが故に中止となるという先例となった。

主催者の立場として、万が一「コロナ」なるものが「クラスター」発生した場合の影響を考慮してというのは、現在のトレンドなので、仕方ないのかもしれない。それを無視するには余程の胆力と正しい理解がないとできないだろう。

大阪で何百人とか、重症病床使用率がどれだけとか、それを理由に宣言を出し続ける限り、300人近くが集まるコンテストは今後もできない、となる。いや人数の多寡ではないのかもしれない。

今後は「情勢により中止する可能性があります。」と最初に明記することが求められるだろう。そういう不確実性がコンテストにはあることを参加を考えるうえで嫌でも認識しなければならないことになる。

もっとも、昨今の状況から中止を選択したことを非難するつもりは毛頭ない。きっと大半の市民や選手から受け入れられるだろうから。



選手側として・・・

コンテストへの準備として、バルクアップする時期や楽しい食事の時期を制限して過酷に減量している選手が大半である。

大阪オープンより上位の大会となれば、もっと顕著になる。

今までより良い成績を上げるためにどれだけのことを長期に犠牲にしているだろう。

言わずもがな、そうした減量やコンディション作りを課して臨んでいる選手にとって、目の前で目標が無くなることの衝撃はとてつもない。

あるからこそ耐えられるのであって、最初から「あるかわからない」ではそんな苦労などするはずがない。

いや、できる選手もいるかもしれないが、大半の選手にとっては、せめて3か月前には有る無しが判明しないとスタートさせる継続させる決意すらできないのではないか。



結局のところ・・・

会場使用のこともあるし、代替えが困難ということもある。物理的に開催できないことは関係者の責任ではない。(イソジン知事の責任ですけど)

ただ、一言いいたいのは、これを英断だとか仕方ないなどと、コロナ恐怖症にかかっている輩が言うことに我慢がならない。

そういう認識が、今の状況を作り出しているし、ボディビルを取り巻く環境だけでなく社会全体を悪い方向へ落としていることに気付くべきだ。



私個人として・・・

コンテストに限らず、例えば試験などでも、その日その目的に向けて努力するのであって、無くなっても努力は残るとポジティブに考えられる人間は多くないだろう。

試験勉強ならば知識が残るから有益かもしれないが、ボディビルはあっという間にコンディションという結果が失われる。

私も「コンテストでもっと上を目指したい」という目的のために、生活全般に制約を課し、コストをかけ、ストレスを溜めながら日々を送っている。なんやかんやで半年はそういう状態である。

もし最初から無いかもしれない確率が高いことが明らかであれば、最初からコンディションを造る努力はしない。

もちろん、トレーニングや体づくりを止めるつもりはない。究極目的はデカくなることだから。

長期にバルクアップを目指すというキッカケであれば、それはありかもしれないと思うようになるだろう。


50超えてバルクアップとか、年齢相応の目標ではないな。でもそう思っている自分は嫌いではない。




posted by まつちよ at 23:01| Comment(0) | ボディビルダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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